暗電流 | 自己放電 | バッテリーの構造 | バッテリーのしくみ | バッテリーの役割 | バッテリーの主な電装品 |
 自動車の主な電気負荷 | バッテリーの形式の見方 | 始動性能とは | 容量とは | バッテリーの原理 | 放置期間と自己放電量 |
 充電特性 | バッテリー寿命判定 |
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暗電流
暗電流とは?
自転車のエンジンを切った状態でも、各種メモリーやコンピューター稼動により消費される電流です。
車種によって異なりますが、一般種で10〜30mA、高級車で40〜60mA程度の暗電流が流れています。
盗難防止装置などの電装品を後付けすると更に暗電流も大きくなります。
■例:暗電流が20mA、搭載しているバッテリーが130E41R(5時間率 容量92Ah)とすると放電流は下表のようになります。
期間
放電量
容量残
1日
0.02A × 24h =0.48Ah
約99%
1週間
0.48A × 7日 =3.36Ah
約96%
2週間
0.48A × 14日 =3.36Ah
約93%
1ヶ月
0.48A × 30日 =3.36Ah
約84%
2ヶ月
0.48A × 2ヶ月 =3.36Ah
約69%
3ヶ月
0.48A × 3ヶ月 =3.36Ah
約53%
4ヶ月
0.48A × 4ヶ月 =3.36Ah
約37%
5ヶ月
0.48A × 5ヶ月 =3.36Ah
約22%
6ヶ月
0.48A × 6ヶ月 =3.36Ah
約6%
7ヶ月
0.48A × 7ヶ月 =3.36Ah
0%
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自己放電
自己放電とは??
バッテリーは、バッテリー端子に配線を接続していない状態でも科学反応などにより、微量の放電をし、これを「自己放電」と呼びます。
※130E41Rはハイブリットタイプでづので下表のとおり4ヶ月で30%、6ヶ月で60%自己放電しています。 
一般的に電解液の比重濃度、温度が高いほど自己放電しやすくなります。
一般的にカルシウムタイプよりハイブリットタイプの方が自己放電量が多いです。


※温度による放電量の違いです。温度が高いほど放電量は多くなります。

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バッテリーの構造
端子の種類
ボルトナット式
細テーパ式
太テーパ式

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バッテリーのしくみ

 
バッテリーは、2Vの乾電池(セル)を6個直列に接続したものです。 2Vx6個=12V

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バッテリーの役割

安定した電力を供給する
大電流・高電圧・スタミナ
安定した電圧
始動装置(セルモーター)
点火装置(スパークプラグ)
点灯装置(ライトなど)
電気を効率よく蓄える
負荷のバックアップ
電圧変動の吸収
充電装置(オルタネータ)

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バッテリーの主な電装品
バッテリーは主にエンジンをスタートさせる役割をもつほか、下記のような自動車の電気・電子機器の動力源として使われています。

■ヘッドランプ ■フォグランプ ■ストップランプ ■テールランプ ■ルームランプ ■駐車灯 ■ホーン ■ワイパー ■パワーウィンド■クーラーヒータ ■ステレオラジオ etc...
■注意!
※過剰な電装品装備は、バッテリーの寿命を短縮させます。また、サンデードライバーや夜間走行等の多い車は注意が必要です!
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自動車の主な電気負荷
区分
負荷
消費電力(A)
備考
エンジン
冷却(電動)ファン
15
*
レキュレータ
2
*
イグニッションコイル
4
*
グロープラグ(ディーゼル車)
60
スタータ
100〜250
150〜300
オルタネータ
4〜7
*
ヘッドライト
ハイ
8
*
ロー
6
フォグランプ
9
*
パーキングランプ
0.8

ランプ
ウィンカーランプ
1.8
テールランプ
0.4
*
ストップランプ
4〜7
ライセンスプレートランプ
1.6
*
ルームランプ
0.8
メーターランプ
2〜3
*
トランクルームランプ
0.1
バックライト
0.4

補機
ドアロック
6〜7
電動ミラー
2〜3
カーラジオ
0.1
カーステレオ
2〜3
カーテレビ
2〜3
*
パーソナル無線
2〜3
自動車電話
3
*
パワーウィンド
4〜5
シガーライター
7〜8
時計
0.1
*
電動サンルーフ
4〜10
ヒーター
5
熱線(リアウィンド)
8
*
カークーラー
10
*
空気清浄機
1.7
*

ボディー
ワイパー
1.2〜2
*
リアワイパー
1.2〜2
*
*印は走行中同時に使用する可能性があるものです。 合計消費量約80A程度となります。

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バッテリーの形式の見方
■バッテリーの形式はJIS規格で決まっています。(※図@)

※図@



■34の性能ランクとは始動性能容量のことです。

■さらに B と 19 を図で見ると下図のようになります。(※図A)


※図A

■端子の極性位置は下図の通りになります。(※図B)


※図B


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始動性能とは
■バッテリーにおいて性能ランク(数値)が大きい程、始動性能は良いと言うことです。 例: 28B19 < 34B19 < 38B19 

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容量とは
■ある電流で連続してどれだけ長く流せるか?
ある電流(A)を × どれだけ長く(h) 取出せる容量(Ah)




■34B19(27Ah/5時間率)の電池で考えてみると


5.4Aを5時間流せる電池
つまり、 5.4A×5H = 27Ah の容量

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バッテリーの原理


※比重が低下する。
バッテリーを放電すると硫酸分が極板に着く

■陽極板は二酸化鉛→硫酸鉛へと変化する。

PbO2 → PbSO4



■陰極板は海綿状鉛→硫酸鉛へと変化する。

Pb → PbSO4
■陽極板は硫酸鉛→二酸化鉛へと変化する。

PbSO4 → PbO2



■陰極板は硫酸鉛→海綿状鉛へと変化する。

PbSO4 → Pb


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放置期間と自己放電量
※バッテリーは生きものです。

・バッテリーは保管中でも自己放電により少しずつ放電します。
・自己放電で失われた容量を回復させるためにも補充電が必要になります。


夏期:3ヶ月に一度
冬期:6ヶ月に一度
 

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充電特性
■充電には、普通充電と急速充電があります。普通充電について考えて見ましょう。

 
 バッテリー容量に対し比較的小さな電流で長時間かけて充電する方法

 ・バッテリーにとって好まれる充電方法です。
 ・充電電流の目安は1/10C電流(平均電流)で充電

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バッテリー寿命判定
次の項に該当し、1年以上使用しているものは寿命終期であると判断されます。

 
 @バッテリーあがりが多くなり充電が必要となる。
 A補水間隔が短くなる。
 Bエンジンのかかりが悪くなる。
 Cアクセルの踏み込みにより、ライトの明暗がでる。
 D電解液量や比重のセル間バラツキが多くなる。
 E電解液が濁る。
 F方向指示器の点滅間隔が長くなる。
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